2011年10月

10月14日(金)1日目
午前10時に新千歳空港集合

今回の選手団は、札幌陸上競技協会理事長の志田さんを団長に、ハーフマラソン選手として、豊平川マラソン40歳代優勝の私と中里さん、駅伝選手として、日刊駅伝で優勝した学生チームのみなさん(教育大と文教大の合同チーム)、そして日刊スポーツの方、記者の方、エスコートして下さるコンチネンタル航空の方の計10名で構成されています。

空港では、作田さん、尚子さんも旅行会社のツアー関係で集まっていて、出発までいろいろとお話ししたり写真を撮ったりしていました
去年の招待選手である佐藤さんもいます

中里さんは元実業団選手
駅伝チームのみんなも全員5000m14分台の実力者
なんか、みなさんの様子や会話を聞いていると、なんでもない人は自分だけ
明らかに場違いだな~って感じがしてきました

飛行機は離陸が遅れ、到着したのは予定より遅い午後6時すぎ

時差が1時間あるので、日本時間の午後5時過ぎということになります
想像していたほどの暑さではなかったけれど、やっぱり今の北海道とは気温も空気も全然違います
もう日が落ちているのに、黙っていても手のひらが湿ってくる感じ

でも、意外とすぐに慣れました

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宿泊先のP.I.Cホテルのロビーにあった横断幕


なんだかんだでホテルに着いたのはもっと遅かったけど、尚子さんたちがコースの一部下見JOGにさそってくれたので、一緒に連れて行ってもらいました!

走りながら作田さんや尚子さんに練習のことなどいろいろ教えてもらい、とっても勉強になりました
自分にとってはかなり貴重な時間となりました。
合計1時間くらいのJOG
朝も走ったので、結局この日は22㌔くらいはしっちゃいました


10月15日(土)2日目
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ホテルの部屋からの朝の景色です! 美しいでしょう

本当は7時前からのJOGにもさそってもらっていたのですが、この日は同行してきた家族と朝市に行くことになっていましたので行けませんでした

朝市から帰ってきてから、受付会場に行ってゼッケンをもらってきました

ホテルから400mくらいのところにある会場で受付
渡された物はゼッケンと参加賞のTシャツとゼッケンの説明の紙
参加者リストのプログラムなどはありません
つまり、誰が出てるとか何人出てるとかは一切わからないのです
タイム計測も、タイミングチップというちょっと不思議なシステム
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同時開催の「ミクロネシア・アイランドフェア」

受付後は、ホテル併設の巨大屋外プールに入ったり、ショッピングセンターに行ったりしました

午後5時にホテルロビーに集合してグアム政府観光局主催の夕食会に表敬訪問という予定になっていたので、家族と別れて単独でホテルに帰りました

ここまでは比較的順調な旅ですが・・・

Hafa Adai!(グアムのあいさつ)

5月5日の日刊スポーツ豊平川マラソン40歳代優勝ということで、今回のグアムココロードレースの派遣選手として招待していただきました
初の海外レース出場です!

まずは結果のお知らせのみで

ハーフ 1時間17分15秒くらい
総合 たぶん6位
Master(つまり40代) 最終的には1位

「くらい」「たぶん」「最終的には」の理由は次回以降

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16㌔(10マイル)
男子高校生以上の部
2位(56分50秒)でした。3年連続の2位。1位の方は3年連続違う方・・・

1位は北極星の○槻さん。
速いとわかっていたのですが、試しについてみたところ・・・死にました

たぶん入りの1㌔は3分10秒を切っていたと思われます
トラック2周半の間に、足に乳酸がたまるのを感じました・・

つくのをやめ、一気に離れないように気をつけながら自分のペースに切り替えるも時すでに遅し。
2㌔地点で時計を見たとき、6分23秒

ここからずっと苦しい道のりとなってしまいました・・・

 5㌔地点通過  17分14秒
10㌔地点通過  35分26秒(18分12秒)
15㌔地点通過  53分17秒(17分51秒)
フィニッシュ   56分50秒( 3分33秒)

8㌔ちょっと登り続け、同じ道を戻ってくるコースなのですが、昨年に引き続き下りが向かい風

前との距離は途中から120m~130m(25秒~30秒)でほとんど変わらないまま。
後ろとの距離もたぶん同じくらいのまま。
ほとんどが単独走で、下りに入ってもあまりペースが上がらず・・・


タイムはたぶん去年よりいいと思うのですが、走った感覚としてはかなり足に疲れがたまっていて不調な感じ。
来週のグアムがますます不安になってきました
かなりの暑さと湿度、そして朝5時の真っ暗な中でスタートする厳しい条件の大会だと、応援に苫小牧から走って現れた太○○子さんが教えてくれました。

つくばに向けては練習量を落としたくない・・・でも、グアムでヘンな走りをしないようにするには、疲労を少し抜かないと厳しそう・・・

どうしよう…

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朝からの悪天候でテンションが下がる中、昼頃に晴れるという天気予報を信じて会場へ。

予報通り、スタート時は雨も上がり、まずまずのコンディションに
昨年に引き続き、奇跡的な天気となりました

いよいよスタート!

5㌔までは17分くらいと思っていたので、周りの状況を無視し、若干の向かい風の中、無謀とも思えるほどの勢いで走りました

5㌔地点 16分48秒
昨年を上回るスピードです でも不思議と大丈夫

このあたりからたぶん3~4人の集団になりました。
中には、同じ40歳代である、尊敬するスーパーランナーのFさんもいます。
何度かゆさぶる動きがありましたが、離れたらおしまいなのでがんばってくらいついていきました。

10㌔地点 34分02秒(5㌔ラップ17分14秒)
時計をみて驚きました。昨年より30秒も速い・・・死ぬかも
10㌔レースのタイムを1分ほど上回るスピード

そしてここから問題の河川敷。集団から離れたらおしまいです。
スーパーランナーFさんと若者二人と私の4人、横風だったり向かい風だったりする中を、先頭が入れ替わりながら走ります。
私も一度先頭に出ましたが、これがキツイ!

でも、このまま行けば、この5㌔を18分以内でいけるかも

そうこうしているうちに、失速したランナーに追いつきます。

15㌔地点 51分54秒(5㌔ラップ17分52秒)
もしかしたら1時間14分を切れるのでは・・・と思い、少し元気が出ました。
でも、未知のスピードに残り6㌔持つのかという不安もよぎります。
ここで力を緩めたいでも、こんなチャンスはまたいつ来るかわからない。
ものすごい葛藤です

一緒に走っているみなさんは、明らかに自分より格上のランナーばかりなので、だれも落ちません。
こういうのって、精神的にもかな~りキツイ状況です

16㌔地点を過ぎ、いよいよ勝負の真駒内公園に突入です
フォームを一度立て直し、アップダウンに備えます。

しかし、残り4.5㌔ぐらいのところで、スーパーランナーFさんが加速!
それにつくことができず、そのままじわじわと離されていきました
これが実力差なのか・・・と思ってしまった自分を後で悔やみましたが、このときはかなりいっぱいいっぱいだった・・いや、そんなことはなかったのかもしれない・・・要は自分に負けたということなのでしょう・・・


残りはガマンの走りです。

20㌔地点 1時間10分03秒(5㌔ラップ18分09秒)
14分切りに向けて、最後の力を振り絞ります
仲間を始め、たくさんの方に声をかけていただいたおかげで少し加速

かなり苦しかったけど、ここでもし14分ぎりができなければ、かなり後悔するでしょう

とにかく必死で走りました

フィニッシュ 1時間13分50秒(1.0975㌔3分47秒)

5月5日に、初の公認レース15分切り、1時間14分48秒を出したばかりなので、今年中に本当に14分がきれるとは思っていませんでした

自分でもびっくりで、いまだ実感がありません。

それよりも、Fさんについて行けなかったことが残念・・
差は17秒、距離にして100m以下
でもこの100mが遠いんです


自分より実績も実力も数段上の、北海道を代表する偉大なランナーです
それに比べて自分は、なんの実績もない普通のヒト・・
当然なのかもしれないけれど、次は越えてみたい

記録もどこまで行けるのか
ここからは秒単位の世界でしょうね
今日が人生最高にならないよう、ちばります

今は、応援してくれた仲間や、声をかけてくれたたくさんの人に感謝の気持ちでいっぱいです



さて、今から頭をスパッとつくばに切り替えてちばりよ~

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