つくばマラソンレース記

今年は福岡の資格がないので、つくばマラソンにエントリー

2時間38分56秒
2年半ぶりに2時間40分切りました
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以下、レース記ですが、今回はここに至るまでの振り返りも書いたので、超ウルトラスーパースペシャルめっちゃ長いです

ヒマでヒマでしかたないときに読んでください笑



痛み等で去年初めからずっと不調続き
振り返ると、もう2年くらいになるでしょうか

昨年末は腓骨の疲労骨折のままで福岡を走る羽目に…(気づかなかっただけだけど)
その後完治するも、その前からずっと続いていたハムスト付け根の痛みは消えず

3月の板橋で奇跡的に3時間は切るものの、その後の洞爺もJALもやっと走った感じでした

それでも、秋までにはなんとかなるだろうと楽観視してました

しかし、調子は良くなるどころか走るたびにレベルが落ちていきます

つくばにエントリーした7月下旬は、一気にスピードも失われていっている最中でした

年齢のせいかなーなんて思いながらも、諦め悪いので、練習レベルは落とさないようにしようとしていましたが、体はいう事を聞きません…

7月上旬に5000TTやりましたが、1000mごとに10秒くらいずつ落ちていきました

7月末につくばエントリーするも、これでは行く意味がないかもという気持ちになってきました

そんな中、8月中旬に東京マラソンの先行エントリー当選のお知らせが!
つくばダメでも東京までにはなんとかなるかなという希望が湧いてきました(*^^*)

しかし、その後の夕涼みマラソンでは10km必死に走っても37分台中盤…
あまりにひどすぎると思って、ついその事をfacebookに書いたら、貧血じゃないのかい?というアドバイスをいただきました。

病院で調べてもらおうと思ったのですが、なかなか行けません

1週間後の北海道マラソンも当然撃沈
その次の週の原始林マラソン10kmは38分以上かかりました

やっと病院に行けたのが9月17日
血液検査の結果、ヘモグロビン10.7
人生たぶん初の貧血が発覚しました

その週末からは駅伝3連戦
すぐに鉄剤飲み始めましたが、そんな、すぐに回復するはずもなく…
最悪の状態で迎えた駅伝は、3分半のスピードを3キロも維持できず、チームにも迷惑をかけました

駅伝が終わってから病院2回目
精密検査の結果が出ていました。

●ヘモグロビン10.7(基準値13.6~18.3)
●血清鉄18(基準値60~210)
●貯蔵鉄フェリチンLT4.9(測れる最低値4.9よりも低いという意味。基準値は21~282)

とんでもない状態でした(>_<)
つまり、預金もお札もなく、小銭だけで生活しているような超貧乏状態になってたわけです…

これでよく走ってたねと…
ネットで調べたら、普通は日常生活に影響出るレベルだと書いていましたが、全然わかりませんでした~
鈍すぎるんでしょうか?

言われてみれば、やたらと眠かったり疲れやすかったりしてたような気もしますが、そもそも疲れなんて何の疲れかなんてわかりゃしないし…

その週末から3週連続あったレースは全て棄権、練習もストップするように言われました…
泣く泣く、第1回網走フル、1年で1番大事なハーフであるさつまらを棄権
北見ハーフはこっそりジョグ参加…笑


ヘモグロビン数値はまだ低くて基準値には達していないながらも、10月18日のししゃも駅伝では、3分半切って4.2km走りきれました

この時点では、回復の兆しが見えたので、つくばではできれば2時間45分切って、東京で38分切りを狙いたいと考えていました。

そして2週間後のフードバレーとかちマラソンのハーフ
短い距離は走れても、ハーフは持たないだろうと思っていましたが、なんと1時間13分33秒!
これには自分がびっくりでした(O_O)!

2日後の作.ACマラソンのフルはk3'50で25kmまでしかおせず、30kmでリタイア

やっぱりつくばで快走は無理かな…と思いましたが、人の力も借りて、2週前20000はk3'38、1週前12000はk3'28、3日前6000はk3'25で走れました

スピードには余裕がありそうということは確かめられましたが、やっぱりフルを走破する脚はできていない…
しかも、足底筋膜炎っぽい感じや、中足骨の疲労骨折気味かな?なんていう嫌~な痛みもあります

迷いましたが、でもやはりせっかく行くので、つくばではダメ元でk3'45で2時間40分切り狙うレースにする事を決意

2カ月前の状態では、挑戦する資格すらなかったんですから、挑戦できるだけありがたいと思うことにしました

4年前のつくばで自己ベスト出した時に書いたブログを何度も読み返して、いいイメージを頭に叩き込みます

前日入りしましたが、飛行機の遅れもあって、浅草のホテルに着いたのが夜8時
朝走ってから来る予定だったけど雨が降っていたので走りませんでした
ちょっと迷ったけど、少しでも走ろうと思って、隅田川の周りを、ほんとにほんのちょっとだけ走りました
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そして迎えた当日

出発の時には、空港にドラさんとイケエミさんが見送りに来てくれました
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目ヂカラ強くしてみました…笑


現地では、キムが横浜からわざわざ1時間半もかけて車で応援に来てくれました
これまでも、自分の回復をたくさんの方々喜んでくれました
さらに、わざわざ練習に付き合ってくれたり、励ましてくれたりと、ほんとうにありがたいことが数え切れないほどあったこれまでの出来事を思い出すと、なんだか行けるような気がしてきました
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これは、木曜日の最終刺激走の時に、ドラさんが、私とミサのためにわざわざ持ってきてくれたものです



会場では、ミサたちとも合流し、フミヤとミサと3人で軽くアップジョグ

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特に緊張もせず、平常心でスタートラインに立てました

今回は、エントリーの時に記録証のコピーを送る?とかっていうシステムになってることに気づかなかったのかなんなのか、とにかくAブロックではなく、後方のBブロックスタートになってしまいました

7月から8月はいろいろ疲れてたのもあって、忘れたのかもしれませんが、自分らしくないなと反省

でも、しかたありません

早めに整列位置に行き、Bの最前列に並びました
ここでてっちゃんやまみこさんに会えました
阿部さんが声をかけてくださいました


前には3時間半までの記録を持つAの方が1200人ほどいます
ロスタイムをどれだけ減らせるのかがポイントです

Aの最後尾とBの最前列は100mくらい離れていて、なぜか特に誘導係員も見当たりません
スタート前3分切っても特に指示なし
ロープもありません

どうなるんだろうと思っていたら、周りの人たちから、「もう行きましょう!」との声が

こんなでかい大会で、しかもなんだか複雑なシステム導入しておいて、お粗末だな~そんなことでいいのかな~なんて思いつつ、みんなで前進

その流れで、Aの列の右端に向かって、私と同じような方々が強行突破を図っています
その流れに便乗し、少しずつ前へ

そうしているうちに号砲!
後は、縁石の上を走って素早く前に出ました
後でわかったのですが、ロスタイムは15秒でした

こんなスタートで、ペースがよくわからなかったのですが、1キロ行く前に、普通に走れる混み具合までになりました

5キロ地点 18分43秒

順調!

でも、ロスタイム分があるはずなので、速すぎるとは思いました(15秒あったので、実際は18分28秒だったことになります)

オーバーペースには注意していましたが、追い風だし、下り基調なので流れに身を任せてリズムを大切に走ります

6キロくらいから向かい風になりました
でも、無理に集団につくことはせず、自分の体のバランスやリズムに集中し、とにかく力を使わないことを心がけて走ります


10キロ 37分13秒(18分30秒)
速いとは思いました

でも、行けるところまで行ければいいという覚悟だったので、ここは気持ちを前に持っていきます

一度リラックスしようと思いましたが、リズムはいいし、最初から集団は無視していたので、このまま行くことに


15キロ 56分04秒(18分51秒)

ペースが落ち着き、少し落ちてましたが、特に異変もないし、まだ貯金あるしってことで、特に気にしません

途中から新しいコースの部分に入ります
でも、相変わらず平坦だし、地元の方の応援はあたたかいしで、気持ちよく走ります


20キロ 1時間14分29秒(18分25秒)

どういうわけか、ペースが上がっています
でも、特に上げたりはしていません

中間点 1時間18分31秒

4年前の自己ベスト出した時より30秒くらい速い通過
これは、もしかしてこのままいけるんじゃないか?
もしかして自己ベスト出ちゃう?
いやいや、フルはそんなに甘くない
ここで調子に乗りすぎてはいけない
でも、このままそっと30kmまで行けたら、ほんとに行けちゃうかも…

なんて思いながら、淡々と走ります

ここまで給水は全て無視
手に持っていたOS1ゼリーを何度か口にちょっと入れただけ

カーブは全て最短のコース取りをしてきました

そのあとも細かいカーブなどたくさんありましたが、全て同じように、落ち着いて対応していきます


25キロ 1時間33分01秒(18分32秒)

あと3回5キロを繰り返せばラスト2キロだ
あと1回我慢すれば、残りは12000mだ
そこからが勝負なんだ

こんなこと考えながら、脚がこのままもちますようにと願いながら、そっと走ります

新コースになってできた新しいプチ折り返しエリアで、つぼってぃ発見!
元気になりました!
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そのあと、てっちゃんやハオカさんとすれ違い、また元気になって30キロ地点をめざします


30キロ地点 1時間51分54秒(18分53秒)

調子よく走ってるつもりが、落ちてました

あとで考えると、確かにここの5キロは細かいカーブなどが多かったかもしれません
きっと脚にきていたんでしょう

しかも、その少し前まで後ろについてくる人がいたので、うまくリズム合わせて走れていたのが、いつのまにか離れてしまって単独になったのもあるかもしれません

それでも、自己ベストの時よりも速いです

35キロ地点までの道のりは、珍しく上りを感じる部分もありましたが、さほど気をなりませんでした
しかし、とてもペースアップできる感じはしません

1キロごとのペースが気になりましたが、5キロごとにしか見ないと決めていたので、35キロ地点を楽しみにガマンしました


35キロ地点 2時間10分56秒(19分02秒)

ついに19分超えてしまった…(>_<)
全部キレイに18分台で行きたかったのに~

しかも、自己ベストの時のここのラップは18分30秒
大きく遅れました

まあ、でも残りは7キロ
飛烏山公園10周です!

以前のコースと同じエリアに入ってきたので見慣れた景色になりました
少しでも加速すべく、気合い入れます…が、脚が動きません

ここまできたら38分はなんとか切りたいともがきますが、維持するのが精一杯


40キロ地点 2時間30分23秒(19分27秒)

ラップはさらに落ちています

ラスト2.195キロを何分で行けば間に合うのか…キロ4でも40分は切れる
でも、39分は切るぞ!と気持ちを切り替え、最後の加速を試みます

まみこさんとゆってぃ発見し、元気もらって最後の粘り!

フィニッシュ 2時間38分56秒(2.195キロ 8分33秒)

2時間40分切ったのは4回目
サードベストでした

振り返ると、けっこう向かい風区間はあったものの、気温的にも最高の条件だったと思います
結局給水は一度も寄らず、手に握りしめていたOS1の3/4くらい飲んだだけ
エネルギー補給すら一度もしませんでした


珍しく、小さなガッツポーズしてゴールしました

でも、40分切れた喜びはほんの少し
達成感はあまりありません
まだいけたのに…と思ってしまいました
ここまできて、38分切れなかった悔しさの方が大きくなっていました

福岡国際の基準タイムは、いつ2時間38分になってもおかしくありません


3ヶ月後の東京マラソンの時はどんな状態になっているのか、ぜんぜんわかりません
でも、うまく練習積むことができたら、38分、いや、35分狙って走れるかも…

練習レベルを少しずつ上げて、東京では快走したいと思います!



レース後は、みんなそろってから、さっさと帰路につきました

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どうでもいい看板と…笑

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いい場所あったので、改めて

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キムとはここでお別れ
わざわざホントにありがとう!
また来週と再来週も会えるけど~

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つくばエクスプレスの駅でまーさまとバッタリ!!


フミヤは途中で降りて遊びに行ったので、ミサと浅草で銭湯寄って、当日帰るミサを電車まで案内してお別れ

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ミサ、初雷門!


メールやメッセ、facebookなどを通し、たくさんの方からお祝いやお褒めの言葉を数多くいただきました!

素直に嬉しくてたまりませんが、過大評価もたくさんσ(^_^;)

でも、まだまだ上をめざしたいので、みなさんからいただいた過大評価に見合う実力をつけて、今後の少ないチャンスを生かしていきたいと思います!

応援してくださった皆様!
本当に本当にありがとうございました!!!