2回目の出場
今年の洞爺の2時間38分14秒でのエントリーでした
昨年の初参戦の時の反省を生かし、今年こそは2時間35分を切ると決意して臨んだのですが・・・
当日は朝から雨模様
アップジョグは傘をさしておこないました
でも、スタート前には雨も上がり、晴れ間も見えるというミラクル
前日は太宰府天満宮で大吉も出たし、これはなにかいいことがありそうな予感が・・・
今回は、はじめから3分37~38秒でおしていこうと思っていたので、スタートと同時にどんどん前に行きました
5キロ地点 17分55秒
同じ道内ランナーさんの姿を確認し、ついて行きます
ちょっと速いなと思ったけれど、集団の中に入って流れに乗ることを優先しました
10キロ地点 35分49秒(17分54秒)
正直、余裕がありました
ペースも全く落ちていません
15キロ地点 53分59秒(18分10秒)
ペースが少し落ち着いたけど、まだまだ余裕があります
しかし・・・18キロくらいでちょっと集団からおくれ始めました
確か去年もここで・・・
20キロ地点 1時間12分21秒(18分22秒)
急に手足が固まって動かなくなりました
中間点 1時間16分34秒
25キロ地点 1時間31分17秒(18分56秒)
昨年以上の失速
どんどん抜かれていきます
すでに心が折れかかっていました
風が冷たく、体がさらに冷えて固まっていく感じがしました
頭痛もしてきました
なんなんでしょう?
30キロ地点 1時間51分23秒(20分06秒)
タイムを見るとキロ4ですが、感覚的にはジョグレベルまで落ちています
後ろから抜いていくランナーにつこうと試みますが、100mももちません
折り返してからもまったく復活しません
しかも、向かい風でさらに失速
35キロ地点 2時間13分22秒(21分59秒)
あと7キロとは思えません
関門閉鎖時刻なんて覚えていなかったのですが、もう切られてもいいやという気持ちになります
むしろ、切ってくれればやめられる・・・
40キロ地点 2時間36分39秒(23分17秒)
関門閉鎖ギリギリで間に合ってしまいました
ここまできたら完走したいとは思います
でも、足はまったく動きません
しかし、競技場のゲートにも関門が・・・残り1分でゲートをくぐります
フィニッシュ 2時間46分26秒(9分47秒) 完走477人中466位
後ろから12番目のゴールでした
完走できた喜びなど全くありません
ただただ自分の不甲斐なさが悲しくて・・・
なにがだめだったのか・・・
心当たりはたくさんありますが、結局は自分の気持ちの弱さと本気の足りなさが原因です
たくさんの皆さんにエールを送ってもらっていたのに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです
夜は、地元ランナーさんに声をかけていただいて、福岡高速ランナーさんたちの打ち上げに参加させていただきました
心身ともにかなりのダメージがあったのですが、いろんな人のお話を聞けて、またやる気が出てきました
しかし、本当にいろんな方がいます
走行月間100キロで2時間23分で走る方
40歳で1500mを4分切って走る方
43歳で今回2時間26分台で走った方
主に通勤ランと週末のレースだけで2時間30分を切る方・・・
練習のしかたも様々
みなさん、限られた条件の中で、工夫して自分のスタイルを確立しています
しかも速い!
そんな皆さんでも、今回は途中棄権したり、私と同じように大失速したりした方も何人もいました
多くの方が、今回は体感よりもペースが遅かったようなことを言っていました
福岡国際って、いろんな意味で特別であり、難しさもあるんだなと思いました
また、コース上の特性から、ここはちょっときつくなるとか、ここで足が固まったとか、みなさんいろいろ言っていました
速い人でも、きついのもつらいのも足が痛いのも同じなんだと、改めて感じました
ただ、みんな気持ちが強い!
そういう方々とお話ができただけでも、かなりの刺激をもらえました
そもそも自分には素質がないのだとは思うけど、工夫次第でもう少し上に行けるかもしれない
と、思わせてくれました
年齢的にもチャンスが少ないという意識から、今回は攻めました
来年の福岡も攻めたい
そんなことができるチャンスは限られているんです
資格取得タイムが来年も変わらなければ、来年は出られます
でも、その前に次の資格を取っておかないと、来年の福岡は攻めることはできません
洞爺もある程度は攻めたいし・・・
もう一つくらい冬の道外レースに出たいと思ったけれど、時すでに遅し
洞爺まではレースに出られそうにありません
北海道って、どうしてこんなにフルのレースが少ないんでしょう
どうしたらもっと速くなれるのかな・・・
レース前には仲間をはじめ、本当にたくさんの方にエールを送っていただきました
今振り返っても、胸が熱くなる思いです
来年に向けて、今まで以上に強い気持ちを持って臨みたいです
洞爺では2時間35分を切ります
北海道マラソンでは、2時間38分を切ります
そして、福岡で攻めるために、札幌マラソンでは1時間12分で走ります
今まで以上に高いハードルを設定します
人生で何度もないチャンス
速くなるために、ありとあらゆる手を尽くします
本当の「本気」が試されます
▽嬉しい仲間からの応援
▽地元朝日新聞からの取材を受け、現地の朝日に載りました
なんか立派な人みたいで恥ずかしいけど・・
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